ACcess -縁-
突き刺さる程の真剣な瞳が恐くなった。
「…分かった。」
そう呟き、俺はPCから離れる。
そしてベットに座り、頭を抱えた。
全てを思い出そうとして。
歩が自分の部屋に行って、帰ってきた音がした。
「…ん。」
無愛想に渡された温くなりかけの、水滴のたくさん付いたペットボトル。
中身は水。
少し飲んだみたいで、量は少し減っていた。
無言で受け取り、それをただ見つめた。
別に欲しい訳ではなかったし。
今はそれより、さっきの記憶がない事の方が気になって仕方ない。
ダンジョンに行くまでは曖昧だが、何と無く思い出せる。
それ以降が何故か分からない。
その時、眠たかったっけ?
もしくは、しながら寝たとか?
でも、眠いなんて思った事なんかない。
じゃあ…?
顔を上げ、歩に聞く。
「アンタ…いつ、帰ってきた?」
「十分ぐらい前。
…帰って来た時はもう倒れてた。」
「…そう、か。」
じゃあ、始めた時の時間を見ればいいのか?
確か、多分…。
…あれ?
クロファンを始めたのが、今から三時間前?
おかしくないか?
ログインしてからすぐフィールドに向かった。
特に何もしてないのに三時間?
「…分かった。」
そう呟き、俺はPCから離れる。
そしてベットに座り、頭を抱えた。
全てを思い出そうとして。
歩が自分の部屋に行って、帰ってきた音がした。
「…ん。」
無愛想に渡された温くなりかけの、水滴のたくさん付いたペットボトル。
中身は水。
少し飲んだみたいで、量は少し減っていた。
無言で受け取り、それをただ見つめた。
別に欲しい訳ではなかったし。
今はそれより、さっきの記憶がない事の方が気になって仕方ない。
ダンジョンに行くまでは曖昧だが、何と無く思い出せる。
それ以降が何故か分からない。
その時、眠たかったっけ?
もしくは、しながら寝たとか?
でも、眠いなんて思った事なんかない。
じゃあ…?
顔を上げ、歩に聞く。
「アンタ…いつ、帰ってきた?」
「十分ぐらい前。
…帰って来た時はもう倒れてた。」
「…そう、か。」
じゃあ、始めた時の時間を見ればいいのか?
確か、多分…。
…あれ?
クロファンを始めたのが、今から三時間前?
おかしくないか?
ログインしてからすぐフィールドに向かった。
特に何もしてないのに三時間?