引っ込み思案な恋心。-1st










「イエ〜イ♪うちら二人とも1位ゲットーー!見てくれた?」





私とななっぺは、徒競争から帰ったあゆとあかねちゃんを出迎えた。





「もちろん!マジカッコ良かった!ね、柚?」



「え?うん。やっぱり足が速いっていいなあ…」






さすがと言うか何と言うか……





あゆとあかねちゃんは二人とも1位。





もちろん私も二人の走りは見たんだけど、まだ瀬川くんの真剣な走りを見たドキドキが止まらなくて、ななっぺに合わせて応援したという感じだった。







「今度は柚だね。あれだけ練習したんだから、大丈夫。頑張って!」





あゆにニッコリとそう言われて、私は深く頷いた。






そう。


プログラム8番は障害物競争。





そろそろ入場門付近に並んでおかないといけない。






「…頑張ってくるね」





私は3人にそれだけ言って、クラスのテントを出た。





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