悪魔に恋した私。



アイツが静かになったところで



─ブーブー



携帯が鳴った



携帯を開いてメールを確認して思わず顔がほころぶ



「奈々佳ちゃん…何で携帯見て笑ってるの?」



「あんたには関係ないでしょ」



椅子から立ち上がって教室を出た



「授業始まっちゃうよ!?」



「サボる」



「じゃあ俺も♪」



はっ?



「ついてきたら即別れる!」



「え〜…」



「先生に保健室に行ったって言っといて」





< 17 / 351 >

この作品をシェア

pagetop