悪魔に恋した私。



教室を出て階段を下り


1階の一番端の教室


“英語準備室”に入った



「先生ぇ〜?」



呼び掛けても教室の中に先生の姿は見当たらない



自分から“来い”ってメールしてきたくせに…



「先生ぇーっ!」



大声で名前を呼ぶと



「うるせぇ!」


って後ろから私の口を抑えてきた



「だっていなかったんだもん」



「いるだろ」



「今来たんじゃん!」



「先生は色々と忙しいんだよ」




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