悪魔に恋した私。



空を見るのを止めて

下を向き自分のローファーにポロポロと涙を流していると




「………どした?」




誰かに声を掛けられた




泣いている姿を見られたくなくて




手の甲で必死に涙を拭って



顔を上げると





「…あっ、ポチ……」




ポチが立っていた。




「奈々佳ちゃん…?」



すぐに駆け寄ってきたから




「っ…泣いてないよ!」




パッと顔を横に向けてポチに目を見られないようにした




「俺“泣いてる?”って聞いてないけど(笑)?」




ポチは



「よいしょ」




って胡座をかき私の横に座り



「よしよ〜し

どうしたのぉ?泣かないでよぉ〜」




優しく頭を撫でてきた






< 69 / 351 >

この作品をシェア

pagetop