この青空を君へ。
合コンの後。
大学生になって2度目の夏・・・が来る前に私は大失恋しました。


浮気されて、捨てられるなんてバカな事がまさか自分の身に起こるなんて1ミリも考えたことなかったのに。
素直になれなくて負けず嫌いの私は、彼の前で泣いたり、「行かないで」なんて言う事もなく、「そっか」なんて言ったっきりそのまま。


(こんなんだから捨てられちゃうんだよ~)

なんてわかってるんだけど。


大きくついたため息はもう部屋からこぼれそうなくらいの量で、空気が重たいのは梅雨のせいだけじゃない。


振られた次の日、思い切って捨てた彼の荷物のせいで妙に片付いた部屋になった。
そしてその部屋が私に「ひとり」になったことを実感させてくれる。


もう、戻ることはないんだ。



その日、私は何年ぶりかの涙を流した。




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