Promise at Christmas
くすくすと笑いながら、未来が微笑む。

「面白いね。遥ちゃんって」


俺が面白い?

訳が分からない俺はただ未来の顔を見るだけ。


「ごめんね。でも遥ちゃんっていつもクールで落ち着いてるというか、大人なイメージが強かったから。あたし、遥ちゃんが照れたとこ初めて見たかも。意外な一面?」

これにはどう言葉を返していいか分からなくて、俺は一生懸命話題を変えようと頭の中で考える。


「ねぇ」

繋いだ手にぎゅっと力を込める未来。


「2年したらまた戻ってくるんだよね?」

「仕事次第だけど…戻ってくるよ」


俺の言葉を聞くと未来の顔はぱっと明るく輝く。


「良かった。さっき遠くから遥ちゃんを見てたらもう戻ってこないような気がして。ちょっと心配になっちゃったんだ」

そして、照れくさそうに笑っていた。
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