゚。*゚甘い魔法にかけられて゚*。゚
「お、お母さんですか!?」
「あはっ♪」
まさかの高原先輩のお母さん登場…。
あ、とりあえず私も自己紹介しなきゃ。
「はじめまして私、里村といいます。
高原先輩の後輩です。」
ペコッと頭を下げ、お母さんの顔を見るとこれまた最高の笑顔で私を見つめていた。
「ほら、自己紹介も終わったし…もういいだろ。」
めんどくさそうに高原先輩は、私に階段を上がれと促した。
でも、ここでお母さんが一言。
「なんで~?せっかくだから、
お店の方でお茶しなさいよ♪」
「…はいはい。」
すでにお店の方に行ってしまったお母さんの方に向かって高原先輩は小さくため息をつきながら、私を連れてお店の方へ向かった。