恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「じゃあ、お爺さんは……これからどこに住むの?」


「香純さんの所。あのひとホントじーさん好きだからさ、一緒に住みたいって言って来たらしーわ。

ウチのオヤジが同居なんてするわけないしな……」


当麻くんはさっきまで笑っていたけど、今度は顔をしかめてる。


当麻くんだってお爺さんが大好きだもんね。


バイトだってめんどくさいっていいつつ、結構ひんぱんに行ってるみたいだし。


ホントは一緒に住みたいんじゃないのかな。


当麻くんの家は大きいし部屋もたくさん余ってた。


お爺さんひとり増えたって、なんてコトなさそうなのに……。


「バイトしといてよかったわ。じーさんお得意のアイスロイヤルミルクティ、そろそろオレのモンだぜ?」


「ホントに~?」


「マジ。じゃ、今日作ってやろっか」


当麻くんはぴょこんと起き上がって、私を見つめる。



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