恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「と……うまくん」


「誰にも……邪魔されねーってわかってたら、止まらなくなるだろ……」


吐息まじりのキスに、体がしびれてくる。


「今は、学校だよ……」


なんとか声を絞りだすと、当麻くんはイタズラっぽい笑みをこぼす。


「そーでした。じゃ、あとはウチで……な」


そして、私から唇をそっと離した。


「もう。当麻くんと一緒に住んだら、ずっと離してくれなそう」


「たりめ~だろ。なんなら、大学まで送り迎えしよっか?」


「えぇっ、いいよぉ」


当麻くんのド派手なバイクで送られたら、一気に学校の有名人になっちゃうよ。


「なんてな。まだ一緒に住めるかも……わかんねーしな。

とにかく現実にできるように、オレ頑張るから」


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