恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
「今日はイヤがんねぇのな」


当麻くんは私の胸に顔を埋めたまま、クッと笑う。


「……うん」


「下に聞こえても、いい?」


「……いいよ」


どうしてなのかわからないけど、そう言いたくなった。


お兄ちゃんは香純さんとの会話に夢中だろうし、


今日お店に流れていた音楽はわりと賑やかな音楽だった。


ちょっとぐらいの声なら、聞こえないよね?


「じゃ、遠慮なく?」


当麻くんはそう言うと、私の背中にグッと片手を突っ込んできた。


そして上半身を少し持ち上げるようにして、


私の身体を引きよせる。


溶けてしまいそうなほどの熱いキスに身を委ね、


ソファのきしむ音と、当麻くんの息づかいに、胸の高鳴りはおさまらない。



< 358 / 494 >

この作品をシェア

pagetop