恋するキャンディ2私だけの甘々不良彼氏
喫茶店の中に入り、チラッと、さっき当麻くんがしゃべっていたひとを見てみる。
帽子をかぶっていて顔が良く見えないんだけど、お兄ちゃんよりひと回り大きいガッチリとした体格をした男性。
彼は、カウンターの右端で、静かにコーヒーカップを口にしていた。
「おぉ! 当麻。さっきは悪かったな……。さや、連れて来たから許せ!」
笑みを浮かべ、カウンターにしがみつきながらイスに座るお兄ちゃん。
私も合わせて、お兄ちゃんの左どなりに座った。
「全然、気にしてないっスよ~?」
そう言いつつ、私にしかお水を出さない当麻くんに、笑ってしまう。
「さや、なに飲む? それか、なんか食う?」
さっきウチを出て行ったときとはうって変わって、優しい表情を見せる当麻くん。
「アイスロイヤルミルクティー!」
もちろん、コレだよ。このお店の定番。
帽子をかぶっていて顔が良く見えないんだけど、お兄ちゃんよりひと回り大きいガッチリとした体格をした男性。
彼は、カウンターの右端で、静かにコーヒーカップを口にしていた。
「おぉ! 当麻。さっきは悪かったな……。さや、連れて来たから許せ!」
笑みを浮かべ、カウンターにしがみつきながらイスに座るお兄ちゃん。
私も合わせて、お兄ちゃんの左どなりに座った。
「全然、気にしてないっスよ~?」
そう言いつつ、私にしかお水を出さない当麻くんに、笑ってしまう。
「さや、なに飲む? それか、なんか食う?」
さっきウチを出て行ったときとはうって変わって、優しい表情を見せる当麻くん。
「アイスロイヤルミルクティー!」
もちろん、コレだよ。このお店の定番。