私と君と王子様
私の目の前が暗くなった。
 

「見ぃつけた♪大きい独り言なんて度胸あるのね、1から教えてあげるわ」



上を見上げると真琴先輩がいた、もしかして私、声に出しちゃってたの?



「あなたは、痛い目に合わないとわからないみたいね、恵梨あれ持ってきて?」


そう言われて恵梨さんらしき人が、動きだした。


目の前に、痛いたいたしい物が目に映りこんだ。
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