年下の王様
【斗和】
陽菜が不安がってるのは知ってる。
それはたぶんエミリーとバイトのこと。
日曜日、陽菜の家を早く出たのはエミリーじゃなくバイトがあるから。
そんな俺は今日もバイトに励む。
「いらっしゃいませ~」
「あの…彼にプレゼント探してるんです…。でもどんなのがいいかわからなくて…」
「ネックレスですか?それとも指輪とか?」
毎日純粋に働いてる。
母ちゃんのコネを使わせてもらったけど…。
ファッションビルの中にあるショップ。
シルバーアクセサリーを販売中。
「石とか好きならこの辺とか?石ナシなら人気あるのはこの辺りですかね~」
「お兄さんが着けてるのはもうナイんですよね?」
「こっちは売ってないけどコレならここです」
「カッコイイです、コレ」
「決めちゃいますか」
「でも~…。決めちゃいます!!」
「ありがとうございます!!」
働くって疲れる。
だけど売れると楽しい…。
陽菜が不安がってるのは知ってる。
それはたぶんエミリーとバイトのこと。
日曜日、陽菜の家を早く出たのはエミリーじゃなくバイトがあるから。
そんな俺は今日もバイトに励む。
「いらっしゃいませ~」
「あの…彼にプレゼント探してるんです…。でもどんなのがいいかわからなくて…」
「ネックレスですか?それとも指輪とか?」
毎日純粋に働いてる。
母ちゃんのコネを使わせてもらったけど…。
ファッションビルの中にあるショップ。
シルバーアクセサリーを販売中。
「石とか好きならこの辺とか?石ナシなら人気あるのはこの辺りですかね~」
「お兄さんが着けてるのはもうナイんですよね?」
「こっちは売ってないけどコレならここです」
「カッコイイです、コレ」
「決めちゃいますか」
「でも~…。決めちゃいます!!」
「ありがとうございます!!」
働くって疲れる。
だけど売れると楽しい…。