年下の王様
唇に当たる生暖かい感触で目を開けると斗和のドアップ…。



「疲れてんなら寝とけば?」



夢かしら?



あの斗和が優しいでござる…。



きっと夢だ…。



斗和に手を延ばした。



髪…グシャグシャにしてみたかったんだ…。



「なにしてんだブタ…」

「えっ?夢じゃないの?」

「夢じゃねぇよ!!こんなエロ下着見ながら寝てんなボケ子」



へっ!?



ギャァァァァ!!



開いたままの携帯がTバックページでそのままになってるっ!!



「そういうの、陽菜には似合わねぇから」

「違うのっ!!これはただ見てただけで…」

「嫌いじゃねぇけどな。でも俺的には濃いめの青とかがいい」



青か…。



了解…って!!



誤解だからね?



あたしもこんなのは趣味じゃないよ!?



グシャグシャの髪を直しながら買ってきたゲーム機をテレビに繋ごうとしてる。



「おでん、熱いうちに食えよ」

「あっ、ありがと…」



やっぱり斗和が優しい…。



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