年下の王様
これは気さくなんだろうか…。



猫被った意味がないように感じるけど…?



「お母さん、あたしの部屋は掃除した?」

「してねぇよ」

「してくれてもよかったのにぃ~…」

「甘ったれんじゃねぇっつーの。お前もう23だろ?いつまでガキのつもりだよ」



この親子はこれで成り立って来たのだろうか…。



陽菜パパの趣味がわからない。



むしろ陽菜ママが親父と言っても過言ではない気が…。



「あっ、斗和」

「はいっ!?」

「陽菜は真面目にやってるか?」

「真面目…じゃないでしょ…。生徒に手ぇ出したんだから…」

「あははっ!!そうだな!!」



ポロッと出た本音を笑い飛ばした母親に少しホッとした。



怖いけど気持ちのいい人…。



結構好きだな、陽菜の母ちゃん。



「授業とかは頑張ってんじゃないスかね?見ててイライラするけど」

「あぁ、わかる。誰に似てこんなにどんくせぇんだろうな」

「お母さんではないっスね」

「だよな~!!」



やっぱ好きかも。



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