年下の王様
それから中に案内されて、リビングらしき場所へ行くと小さな女の人…。



絶対陽菜の母ちゃん。



「おぉ、よく来たな」



ん?



一発目の挨拶がソレか?



まぁいい。



「初めまして、陽菜さんとお付き合いさせていただいてます、宮 斗和といいます」

「背ぇたっけぇ~!!モデルかなんかやってんの?」

「いえ…」

「まぁ座れよ。コーヒーくらい出してやるし」

「あっ、これ、つまらないモノですけど…」

「コレ超好きっ!!高いから買わないけど!!気がきくじゃん、斗和」



陽菜の母ちゃん怖い。



若いんだけど、それよりも元ヤン臭がプンプンする。



初対面で呼び捨てにされたぞ、俺…。



だいたい想像はしてた。



陽菜の母ちゃんは強い女だって。



だけどここまでキツそうだとは思わなかった…。



顔は陽菜に似てるけど…。



性格が全然違うっ…。



「お母さん、あたし手伝います」

「沙織も座ってろよ。お前トロいし」

「やるってば!!」

「じゃあカップ出せ、カップ」



うん、母ちゃん怖し。



< 360 / 549 >

この作品をシェア

pagetop