年下の王様
カワイイ娘を産んだ陽菜はさらにひとり、息子を産んだ。



「和成(カズナリ)は完璧に俺似だよな…」

「うん。園の先生に毎日プロポーズしてる」

「なんかさ…」

「うん」

「育て方間違ったよな?」

「うん」



笑顔で頷く陽菜もかなり母親らしくなって。



チビ達の毎日の悪戯にキレまくってる。



賑やかな家庭と言われたらそうだと思う。



陽菜は戦争だって言ってたけど。



「ただいま~」

「「じぃじ!!おかえり~!!」」

「おぉ、元気みてぇだな」

「お土産あるぅ?」

「いっぱいある!!」



父ちゃんは孫にデレデレ。



まだ理事長の座を譲ろうとしなくて、母ちゃんもまだ頑張って働いてる。



遊吾は遊びまくってて、健斗はまだアメリカに帰らず英語の講師なんかやっちゃってる。



陽太は家庭を持ち、チカちゃんと娘ふたり。



みんな幸せなんだと思う。



「見てオヤジ~!!じぃじがくれた!!」

「オヤジって呼ぶんじゃねぇよチビが」

「オヤジはオヤジだろ!!」



うん、息子もカワイイ…。



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