年下の王様
で、夜はたまに俺が作ることになる。



母ちゃんの仕事が忙しい時なんかは特に。



シルバーとか、革製品のショップを数店舗抱える会社の副社長だから。



たまにショップに立ったりしてるらしく、忙しそうにしてる。



母ちゃんを尊敬してなくはない。



「斗和、お前、水曜日の午後からバックレただろ」

「あっ、バレた?」

「当たり前だ。成績落とすなよ」

「それは大丈夫」

「期末、1位取ったら別荘使わせてやるからな」



マジで!?



島独り占め!?



父ちゃんの持ってる別荘は島に1軒しかないログハウス。



無人島でウハウハ?



「もし1位取れたらどんだけいていい!?」

「好きなだけって言いたいけど、遊吾の世話して欲しいから2日くらい」

「俺、頑張っちゃうかなぁ~」

「酒とタバコと薬はダメだからな」



しねぇよそんなこと!!



前回のアメリカ出張でなにを見て来たんだろうか…。



「善悪の判断はちゃんとついてます…」

「ならなにも言わね~」



軽っ…。



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