夢の彼方
「何余計なこと言ってんの」


突然後ろから声がして、わたしは驚いて振り向いた。


「レジー、早かったな。来て早々悪いけど、子供達を送ってあげてくれるかい?」


「ああ、わかった」


そう言ってレジーはちらりとわたしの方を見てからすぐに視線を反らせ、コホンと一つ咳払いをした。


「―――行こうか」


「あ、うん」


ドキドキする胸を抑えながら。


わたしは子供たちを促し、レジーの後について行ったのだった・・・・・


子供たちをそれぞれの友達の家まで送り届け、最後の瑠加の友達の家でわたしも一緒に車から降りる。


子供だけで歩かせることはできないので、引率することになっているのだ。


わたし1人でもよかったのだけれど、レジーもついて来てくれた。


「あんただけじゃ何かあった時対応できないだろ?」


「でも、他の子の親もいるし」


その言葉に、レジーがちらりと子供たちが集まっている方へ目を向けた。


そこには、瑠加の同級生の子供たちと一緒に、子供たちの親も集まっていた。
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