夢の彼方
もしかして、ルークは知ってる・・・?


もちろん、2人は兄弟なのだから知っていてもおかしくはないけれど―――


「あなたのブログのことを最初に教えてくれたのも、レジーだからね」


「え―――そうなんですか?」


「ああ。元々あいつは日本に関心があってね、大学で日本語の勉強もして―――その影響で僕も日本語を覚えたくらいだか

らね」


「へえ・・・・」


知らなかった・・・・・。


「たぶん、日本語の勉強の意味もあったんだろうな。日本人のブログをいろいろ見ているうちに、あなたのブログを見つけ

たらしいんだ。で、あんまり熱心に見てるものだから僕も気になって。レジーが見てたのを後ろから覗きこんで見たってわ

け」


そう言ってルークはニヤリと笑った。


「そのおかげであなたを見つけることができた。レジーには感謝してるんだ」


「だから、最初にあなたに一目惚れしたのはレジーの方なんだよ」


「え―――」


一目惚れって・・・・・


確かにずっと好きだったとは言われたけど・・・・・


でも、わたしはそんなにもてたこともないし、一目惚れされるほどのものじゃないんだけど・・・・・
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