夢の彼方
「一緒に住めばいいのに。今だって隣同士に住んでるんだし」


ルークに言われ、わたしとレジーはちらりと視線を交わした。


「いいんだよ。今のところ、俺たちは仕事中もプライベートも一緒にいることが多い。たまには離れてる時間も必要だ」


「そんなもんかね」


ルークが肩をすくめる。


わたしとレジーの家は隣同士だ。


会おうと思えばいつでも会えるし、お互いの家に泊まることだってできる。


だからこそ、普段は別々に暮らそうと2人で決めたのだ。


わたしには3人の子供がいる。


3人ともレジーとの交際には賛成してくれているけれど、それでもレジーは3人の父親ではない。


親子の関係というのは、そう簡単にできるものではない。


それに、無理に親子関係を作ることもないと思っているし―――。


子供たちには子供たちの生活があるし、考えていることもあるだろう。


それを大事にしたいという点で、わたしとレジーの意見は一致していた。


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