夢の彼方
「今更、何言ってるの?」


日曜日の朝。


朝食を食べていた3人の子供たちにわたしはレジーとのことを話した。


そして、紗菜に言われたのだ。


「レジーがママのことを好きだってことくらい、知ってたよ」


その言葉に、里菜も頷く。


「うん。だって、レジーってばずっとママのこと見てるんだもん。ばればれ。ね、瑠加だって知ってたよね」


里菜の言葉に瑠加も頷き―――


わたしは恥ずかしくなって思わず咳ばらいをした。


「じゃあ・・・・・賛成してくれるの?」


「いいんじゃない?レジーイケメンだし」


と、里菜が言えば


「うん、ママ独りだと心配だしね」


と紗菜が言い。


「そしたら、もっとレジーと遊べるよね」


と言って瑠加もにっこりと微笑んだ。


なんだかあまりにあっさり認めてもらって、ちょっと気が抜けてしまったけれど。


それでも。


いつの間にかあたしの中にレジーという大切な人が住んでいたことを、今更ながら実感したのだった・・・・・。

< 114 / 149 >

この作品をシェア

pagetop