禁断の恋

『うっわーーーっっ亜美さんだっ!!』

『超可愛いんっすけど!!!!』

「うっせーよお前等っ」


あの・・・皆かっこいいんですけど・・・

わたしがいたら・・・


「あの・・・名前・・・」

「あ、こいつが・・・」


司が名前を順番に言っていく。

こんなに覚えられないよ・・・


『どっか入らね??』

「あ、はい」


なんとなく返事をすれば

みんなの顔が赤くなる。

え、どうしたの??


「ほら、行くぞ」

「え、ちょっと」


手を握られる。


「手っ」

「姉貴迷子の常連って言われたろ??だから繋いでおかないとまた迷子になるんじゃね??」

「ひどい!!もうならないもん!!!!」

「はいはい、でも一応ね」


握られていた手に力が入る。

ちょっと痛いくらい。

どうしたのかな??







< 17 / 265 >

この作品をシェア

pagetop