禁断の恋
『うっわーーーっっ亜美さんだっ!!』
『超可愛いんっすけど!!!!』
「うっせーよお前等っ」
あの・・・皆かっこいいんですけど・・・
わたしがいたら・・・
「あの・・・名前・・・」
「あ、こいつが・・・」
司が名前を順番に言っていく。
こんなに覚えられないよ・・・
『どっか入らね??』
「あ、はい」
なんとなく返事をすれば
みんなの顔が赤くなる。
え、どうしたの??
「ほら、行くぞ」
「え、ちょっと」
手を握られる。
「手っ」
「姉貴迷子の常連って言われたろ??だから繋いでおかないとまた迷子になるんじゃね??」
「ひどい!!もうならないもん!!!!」
「はいはい、でも一応ね」
握られていた手に力が入る。
ちょっと痛いくらい。
どうしたのかな??