禁断の恋

「ん・・・うるせ・・・」


翔が体を起こした。


「しょ、翔ぉ~・・・」


抱きついて


「どうした?」

「海斗くんがぁ・・・」

「海斗がなんかしたのか?おい、海斗。てめ・・・」

「たまたまパンツ見えちゃっただけだけど??」

「色まで言うんだよ?!」


翔は一瞬驚きの顔を見せたけど

すぐにクスリと笑い、


「何色だった??」

「ピンクと黒」

「へぇ・・・亜美って以外とエロいな」


なんてことを言う。


「エ・・・エロっ・・・くないもん!!」

「やっぱ誘ってる?」

「さ・・・誘ってなぁい!!」


翔からも離れて

おじさんに助けを求める。


「おじさぁぁん・・・」

『ははは、朝から元気だねぇ』


のん気に笑っている。


「もぉ~おじさんまで!!」


4人で笑い合った。

ねぇ司。

わたしこんな日をずっとずっと

望んでいたのかもしれない。

みんなで笑うことがこんなに

幸せなんて・・・

幸せだ何て・・・









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