禁断の恋

「ねぇおじさん。」

『なんだい??』

「わたしはもう1度だけ、1度だけワガママを言ってもいいのかな??」

『ワガママなんて人生のうち何回もつくモノだよ、今のうちたくさんワガママを言いなさい』

「ありがとう、おじさんっ」


翔に近寄ってわたしの上着をかける。


「翔・・・わたし貴方とずっといるからね。」


翔のピアスに触れてみる。


「相応しい女になるからね。見ててね。」


もう怯えない。

心に誓ってゆっくり立ち上がった。


「おい・・・」

「ん?」


海斗くんが目を覚ました。


「お前、丸見え」

「え?なにが?」


何が丸見え?


「パーンーツ」

「え・・・あっ」


わたしは立っていたため

海斗くんが真下からスカートの中を

覗くような体制になっていた。


「へぇ、今日はピンクと黒ですか」

「なななっ・・・海斗くんのバカァァ!!!!!」


恥ずかしすぎる!

てゆうか色まで言わなきゃいけないこと?!











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