桜に雪
その晩、絵里香を家に呼んだ。
あの後の事を全て話した。絵里香はかなり驚いた様子だった。
自分の行動が信じられないのと、この溢れる感情が抑え切れない事を話し続けた。


二時間ぐらい話して、絵里香は応援すると言い帰って行った。


千夏は少しすっきりし、寝ようかなとした時、祐樹からメールがきた。
『今から会える?』
千夏はドキドキした。
今から家を出るのに、親に何て言おうかと瞬間的に考えた。
海斗を寝かしつけながら、返信する。
『何処に行けばいい?』


海斗が眠りにつくと、直ぐに化粧をした。
『街にいるよ〜。』
祐樹から返事がきた。


母に、友達に呼ばれちゃったと言い、急いで街に向かった。
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