桜に雪
『ごめん、仕事してた…。』

『そうなんだ。仕事は何しているの?』

『弁護士。』

千夏は意外で驚いた。
『へぇー、びっくり!じゃあ、けっこう忙しいんだ…頑張ってね。』

『千夏ちゃんの仕事は?』

『ピアノ講師だよ。』

祐樹も意外で驚いた。

二人はメールアドレスを交換し、電話を切った。


千夏は、心の底から沸き上がる感情が不思議だった。
運命だと信じた。
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