初恋
「貴にぃ。昼休みでもいいから少し時間ない?久しぶりに逢ったししゃべりたい!!」
めちゃくちゃ勇気を振り絞って、貴にぃに言ってみる。
「おー。いいぞ。俺も久しぶりにしほと話したいしな。」
やったあー!!!
ほんと嬉しい!
隣で柚美もにやけてる。
こりゃ柚美に感謝だな。
「じゃあ貴にぃ!昼休みにね!」
あたしが貴にぃに手を降ってグラウンドの端に戻ろうとすると、
「あ、そーだ」
貴にぃに腕を捕まれて、耳打ちされる。
ちょっとちょっとー!!
息が耳にっ!
「教官室じゃ、他の先生いるし、3階の小ホールに来い。」
あたしは真っ赤な顔でコクコクと頭を振る。
にやけを必死で隠しながら。