紙ヒコーキ~君に届け
そんなこんなで、またあのゲーセンに来ていた。
何をするかはもう分かっている。
レーシングゲーム
美幸が唯一ハマっているゲームだ。
「よしっ、今日こそ流星に勝つよ?」
「はいはい、上手くなってから言え?」
「上手くなったもんっ…」
子供のように拗ねる美幸を見て俺は苦笑していた。
それからしばらくゲームをしていた
俺は美幸のプレイを後ろから見ていただけだ。
「お前、何でそんなに上手くなってんだよ?」
「秘密♪」
秘密って言われてもいきなり上手くなるわけじゃあるまいしな
「どうせ暇あったらここに来てたんじゃねぇの?」
「ち、違うよ!」
「どうだか」
その後に俺は美幸と対戦
結局俺の勝ちにはなったが
美幸も結構上手くなっていた
下手すりゃ裕弥より速いかもな
そう思いながら
満足気にしている美幸と2人でゲーセンから外に出た。