幸せのQuintet


ニヤニヤしながら見てくる2人。



やだっ……



一気に怖くなる。



離れようとしても女の力では適わない。



少しずつ近づいてくる2人。



たすけてっ…!!



私は目を閉じた。




“カンッ”


「いてっ!」



何かが当たる音がして男の声が聞こえた。



私はゆっくり目を開けた。



「何やってんの?」


「俺らのボーカルに手出すな」



そこには…



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