幸せのQuintet
男達の後ろには缶ジュースを抱えた城戸くんと大貴くんがいた。
2人とも凄い迫力で男達を睨んでいる。
どうやら持っていた缶を投げてそれが男の頭に当たったようだ。
「城戸くん…大貴くん…」
助けてくれた…
「はぁ?!お前ら何者だよ!」
「邪魔なんだけど!」
男達が城戸くんと大貴くんに近づく。
あ、危ないッ!
そう思った瞬間――
“ヒュンッ”
2人の男が空中に飛んだ。
そして地面に伸びる。