幸せのQuintet


・・・・・・・・・



なんだろう?


すごくフワフワする。


まるで夢みたい。


だって、城戸くんが…私のこと「好き」って言った。


嘘とか冗談じゃない。




「・・・恋美?」


「えっ?!」


私はハッとした。



城戸くんは何も言わない私を見ている。


城戸くんの顔が赤くなってる。




・・・言おう。


私の気持ちを--






「私も・・・城戸くんが好き」





―――いつからかわからない。


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