あの日に帰りたい〜第二部〜
前回、タイムスリップした時から4ヶ月ぐらいしか経っていなかったので、あまり窓の外の景色は変わらなかった。相変わらず、のんびりとした、しかし、どこかホッとさせる風景だった。バスは、のんびりした速度で、私の自宅近くの終点のバス停に近づいていった。私の好きだった海へと繋がる一本道をバスは走り続けた。
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