あの日に帰りたい〜第二部〜
京都へ着いた。高校生達は、行き先に不平不満を漏らしながらも、やはりどこかウキウキと浮かれていた。若い私は、クラスの中で決めた班ごとに別れ、名所や史跡を観光した。ここまでは私の記憶どおりだ。ということはあのついていない出来事もそのまま起きるのだろうか。興味津々である。
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