幼なじみ
「ね、涼。最近優衣みないね?もうフィーバー過ぎちゃったのかな?」
嫌味な笑顔を浮かべてるリオ。
「ユイさんだろ。モデルは実力だ」
「そういう涼は優衣のことになるとすぐに笑顔が引きつる。それって実力不足?」
イライラ...マジでむかつく。
「そうだろうな。俺は優衣のことしか考えられない。優衣かモデルって言われたら俺は絶対に優衣をとる。優衣が俺のすべてだから。」
「へー。言ってくれるわね。あたしとの撮影がそんなにいや?髪形も衣装も適当」
いやだよ。何よりもいや。
何で優衣なんだ?何でリオじゃないんだ?
だって...リオは優衣を傷つけて
優衣はたくさんの傷を抱えてて
なのにまたつらい思いするのは優衣で...
リオは簡単にモデルになって
いつもいつも...
つらいのは優衣なんだよ。
俺でいいから...
病気も、入院も、辛いのも...
全部俺でいいよ。
神様、俺にしてよ
「______ストップ」
ストップをかけたのは監督でもカメラマンでもない...
酒井さんだった。
「休憩入れます。涼、ちょっとやすめ?」
「すいま...せん」
俺...モデル失格だぁ。