眠る心
「俺は、最初からそのつもりで
 なぎちゃん、君に一緒に
 暮らそうと言ったんだ

 だから、なぎちゃんに
 俺と結婚する意志が
 あるのなら、俺はいつでも
 君を受け入れるよ」

結婚する意志・・・

「ごめんなさい
 今は、まだ・・・」

「そうだよな
 
 俺達は、付き合ってまだ
 日が浅い

 結婚は、これから
 ゆっくりと二人で
 考えていこう」

そう言って、貴方は
私の手を取り、その胸に
抱き寄せてくれた。

結婚・・・・・・

一緒に暮らす事だって
本当は早すぎるような気がする。

『なぎ
 
 一緒に暮さないか?』
< 141 / 236 >

この作品をシェア

pagetop