眠る心
お祝いに来てくれた
『ジニア』のメンバー
マネージャー、利奈・・・

皆、それぞれに帰って行く。

「なっちゃん、良かったね」

「リナちゃん、ありがとう」

「じゃあ、行こうか?
 しゅうちゃん、明後日ね」

「ああ」
  
司に送ってもらう事になった
利奈、二人も帰って行く。

部屋を片付けている
繭子と凪子。

そこへ、ドアホーンの
音が響く・・・

記憶を取り戻した事を
何も知らない紫季が
迎えに来た。
 
紫季は、凪子の記憶が戻った事
を知るが動揺はしない。
 
何故なら柊雨と同様に紫季も
いつか凪子の記憶が戻ると
いう事を理解した上で彼女と
一緒に生きる道を選んで
いたからだ。

紫季は、記憶が戻った事を
とても喜んでくれた。
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