眠る心
皆は移動を始めているが
柊雨の姿がない。
  
柊雨の事が気になって後ろを
振り返った凪子は
綺麗な女性と腕を組んで
歩く、柊雨の姿を見てしまう。
  
その女性は、柊雨の耳元で
何かを囁いていた。
 
柊雨は、振り返った凪子に
気づき微笑みかけた。
  
凪子は驚き、隣で話している
仲間の和に加わり

その後、一度も振り返らずに
歩いた。
 
会場は、お洒落なBARを貸切
皆、個々でパーティーを
楽しんでいた。
   
純達といろんな話をしながら
お酒を飲んで楽しんでいる
凪子達のところに司が来る。

「ジュン、今日のライブは
 どうだった?」

「ツカサさん、最高でしたよ」

「奥さんも、みんなもお酒
 じゃんじゃん
 飲んじゃってください」

「頂いています

 おいしいです」

そこへ、陸(リク)や
聖(ヒジリ)も来る。

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