私の王子様☆
先生は言った。

私は嬉しかった。

自分が作った料理を美味しいて言ってくれるのがこんなに嬉しいなんて・・・

知らなかった!

「ありがと。」

先生はニコと笑った。

その笑顔が私をどれだけドキドキさせてるか分かってる?

先生の笑顔を見ると心臓が可笑しくなっちゃう・・・

それだけ先生が大好きって事だよ。

「じゃあ俺はこれで。」

「あっ!先生!」

私は先生を呼び止めた。

「ん?」

「明日、陸上部ある?」

「休みだけど大会出る奴がいるから、練習見ないと」

「そっか・・・」

また夜景見に行きたかったな・・・

「明日夜、夜景見に行く?」

「うん!」

「じゃあ明日、夜7時に。おやすみ」

「おやすみなさい」

そういって先生は帰っていった。

私はお風呂の中で明日の夜景のことを考えていた。

楽しみ♪

早く明日にならないかなぁ♪

私はお風呂から上がり、部屋に行きテレビを見て寝た。

そして約束の土曜日。

今は朝9時。

きっと陸上部まだ練習してるよね。

ちょっとだけ見に行ってみようかな。

そう思い私は、学校に行った。

えーと・・・

陸上部は・・・

あっ!

第二グラウンドだ!

私は第二グラウンドに行った。

「後2周!」

先生の声が聞える。

カッコいい・・・

「なにのぞいてんだよ」
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