私の王子様☆
授業が終わり休み時間になった。

「2-A組の西田さん今すぐ職員室まで来てください」

先生に放送で呼び出され急いで職員室に行った。

職員室に着きドアを開けた。

あれ?

1人しか居ない・・・

あの先生かな?

「矢野先生・・・呼びました?」

私は矢野先生のところに行き言った。

「俺?呼んでないけど?」

「えっ?!」

じゃあ・・・

誰が呼んだの?

「すいません!俺が呼びました!」

振り向くとそこには杉浦先生が居た。

「わりぃな西田呼び出して」

「いえ」

「場所変えようか」

「はい」

そして私たちは音楽室に行った。

ガラッ

がちゃん!

えっ?

がちゃん?

もしかして・・・

先生鍵閉めたの?

「あの・・・先生?」

おそるおそる聞いた。

「やっと二人きりになれた・・・覚悟しとけよ~!芽依!」

今先生名前で言った!

なんか嬉しいな♪

「なーにニヤニヤしてんだよ!ほら!この問題解け!」

目の前に出されたのは・・・

大量の数学問題集

「無理・・・こんなに・・・」

「無理じゃない」

「無理だよ!先生私が数学苦手なの知ってるでしょ?」

「だから練習にこれをとけ」

「先生の馬鹿!」

「馬鹿で結構」
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