キミの名を呼びたい ~Mirror~
徒歩で2分かからずに着いた。
~ピンポーン~
《はい。》
「和真です。迎えにきました。」
《和真くんね。
わざわざありがとう。
今開けるわね。》
~ガチャ~
「和真くんありがとう。
もうちょっとで来るから
中で待ってて。
桃乃!!和真くん来たわよ!!」
そう言って中に通された。
相変わらず綺麗に掃除された玄関だな。
俺ん家もそろそろ掃除しないとヤバいかもな…
「あら??
そちらの方は??」
「俺の友達の琉磨です。」
そんな挨拶をしてるうちに
バタバタと階段を駆け降りて来た
いつもだけど朝から落ち着き
ないやつだな。
らしいといえばらしいけど…


