LOVE ♥LOVE♥LOVE 俺様教師が旦那さま!?
川辺に座り込む。
足だけでもつけてみようかなぁ
なんて思って、一応試しに手だけ
つけてみる。
思っていた以上に
川の水は冷たくて・・・
足をつけるのをやめた。
静かな川辺。
川の流れる音が聞こえてくる。
「赤星。」
「なに?」
「俺と付き合ってくれないか?」
「・・・・・。」
「どうかなぁ?」
どうかなぁなんて言われても
困ります。
わたし、人妻なんです。
でもそれは秘密。
どうしよう・・・。
「ごめんね。
わたし好きな人がいるの。」
「そうなんだ。わかったよ
あっでもそいつとダメなようなら
俺がすぐ後ろで控えてるから。」
「藤堂君。でも・・・。」
「いいって。気にするな。」
気まずい空気が流れる。
こんな場面に慣れてないから
余計にどうしていいかわからない。
どれくらい無言のまま
川を眺めていたんだろう。
「コラッー!! お前達何してる。
団体から勝手に離れるな。」
先生の声。
めっちゃ怒ってる。
『藤堂には近づくな。』
先生の言葉が何度も何度も
頭の中で繰り返される。