サガシモノ~愛と友情の果てに~
「嫌だわ、死体と個室に入るなんて!気持ち悪い…!」
「まったくだわ!悪魔のような子ですこと!」
葬儀に参列していた、オイルーズム婦人とカムドア婦人だ。
日系のあたしを差別して、よく突っかかってくるオバサマ方。
あぁ、トーマス。
あんたは死体と言われて悔しくないのか?
あの2人が嫌いなんだろ?
言い返してくれよ…、いつものように…。
「あたしとトーマスってさぁ、親友だよね。…さよなら、なんて酷すぎるよ。あたしを、おいてかないでよ…!」