甘い声で囁いて
ライトが眩しくて目を細める。
視界がだんだん歪んできた。
何が何なのかもう分からない。
加宮さんはどうしてあんなことを言ったの?
あたしは逃げてないし
逃げることなんか何もない。
それに――――
お兄ちゃんと友達じゃないって一体どういう事なの?
頭の中がぐるぐるしてて。
何も分からない。
どうしたら..いいのかも分からない。
そのうち立ってもいられなくなってその場にしゃがみ込む。
「どうしたんですか?どこか具合悪いんですか?」