甘い声で囁いて


ライトが眩しくて目を細める。



視界がだんだん歪んできた。



何が何なのかもう分からない。



加宮さんはどうしてあんなことを言ったの?


あたしは逃げてないし


逃げることなんか何もない。


それに――――



お兄ちゃんと友達じゃないって一体どういう事なの?



頭の中がぐるぐるしてて。


何も分からない。


どうしたら..いいのかも分からない。


そのうち立ってもいられなくなってその場にしゃがみ込む。



「どうしたんですか?どこか具合悪いんですか?」



< 203 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop