洒落にならない怖い話
符号
十年近く前の話。
大学受験に失敗した俺は、就職もせず予備校にも行かずに毎日原チャにのって図書館へ行きそこで閉館時間まで本を読むという生活をしていた。
再び受験する気にはなれなかった
あるとき、父から台湾の大学の受験を勧められた。
父方の祖父が台湾出身だったので台湾に対する親近感は普通の日本人よりあると思っていた。
とりあえず一年間は台北の語学学校に通いその後、大学へ進学する事にした。
一年後、日本へ一時帰国することになった。
飛行機の中で俺はずっと眠っていた。
その時変な夢を見た。
車(F1みたいなやつ)に乗りすごいスピードで何かから逃げていた。
後ろを向くと、火の竜巻が俺めがけて突っ込んでくる。
デジタルスピードメーターは時速264㎞(これははっきり覚えている)と表示されている。
それでも炎の竜巻は振りきれない
熱くなってもうだめだと思ったときに目が覚めた。
だが、目覚めたときに俺がいた場所は名古屋の病院だった。
しかも、飛行機に乗ってから一週間たっていた。
俺が乗っていた飛行機は空港で墜落し、とんでもない数の死者がでて俺が最後に確認された生存者だったのだ。
死者の数は264人。
正直ゾッとした。
大学受験に失敗した俺は、就職もせず予備校にも行かずに毎日原チャにのって図書館へ行きそこで閉館時間まで本を読むという生活をしていた。
再び受験する気にはなれなかった
あるとき、父から台湾の大学の受験を勧められた。
父方の祖父が台湾出身だったので台湾に対する親近感は普通の日本人よりあると思っていた。
とりあえず一年間は台北の語学学校に通いその後、大学へ進学する事にした。
一年後、日本へ一時帰国することになった。
飛行機の中で俺はずっと眠っていた。
その時変な夢を見た。
車(F1みたいなやつ)に乗りすごいスピードで何かから逃げていた。
後ろを向くと、火の竜巻が俺めがけて突っ込んでくる。
デジタルスピードメーターは時速264㎞(これははっきり覚えている)と表示されている。
それでも炎の竜巻は振りきれない
熱くなってもうだめだと思ったときに目が覚めた。
だが、目覚めたときに俺がいた場所は名古屋の病院だった。
しかも、飛行機に乗ってから一週間たっていた。
俺が乗っていた飛行機は空港で墜落し、とんでもない数の死者がでて俺が最後に確認された生存者だったのだ。
死者の数は264人。
正直ゾッとした。