【完】肉食系上司様〜獣族の女王と獲物の俺〜
ルキに案内され、入ると意外と若い40代前後の男がいた。



「閻魔様!客人を連れてまいりました。」



「はいはーい。業務に戻っていいよー。」



三角の耳の上に角を生やした彼は、書類から目を離すことなくルキに言う。



ルキが下がると、閻魔は初めて書類からこちらに目を向ける。



「ひーちゃんひっさしぶりい。二人罪人ありがとう。」



「別にあんたのためじゃないわよオッサン!」



ヒノエさんはそう言うと、ドカッとそこら辺の椅子に座った。



「君もどうぞ?村瀬楓君。」



「あ…は、はい。」



人間だったら完璧なイケメンの彼は意外とフレンドリーだ。良かった。
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