依存~愛しいキミの手~
4つのグラスにウーロン茶をグラスにそそぎ、マドラーで次々にかき混ぜる。


「でさ、さっきの続きなんだけど、あすかちゃん…だよね?…特別と思って間違いないと思うよ。」


特…別…


「それが恋愛感情なのかまでは俺には分からないけど、今まで圭介と1年くらい一緒にやってきて、今日みたいに距離感が全くない接客は初めてだよ。まじで。…っと、はい」


りょうちゃんがコースターにグラスを置いてくれた。

「基本圭介あんま客にくっつかないし、肩に手回したり、手つないだり程度なら見たことあるけど、さっきみたいに頭なでるとかは初めて見た」


りょうちゃんの言葉にまた期待が高まっていく。


いや、でも犬だって…。


そう気持ちに否定したけれど、口元は緩んでいく。


それを隠すようにタバコを吸い込んだ。
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