3番目の高度合成数。-年下のキミと-
「な、何だよ。二、三回は見掛けたぞ?

っていうか! お前わざと落としたな!?」


 マスターが床を指すと、大志くんはプイッと横を向いた。


 えっ、わざとなの!?


「まーったく、だからお前はガキ、なんだ!」


 その言葉に横を向いた大志くんの肩が、ピクリと揺れる。



「……掃除します」


 サッとしゃがんで砂糖を拾い始めた大志くんは、終始ムッとした顔をしていた。



「ホント、こういうことは手段を選ばないで困る……」

 何のことかイマイチ分からなかったけど、苦笑するマスターに合わせて私も苦笑しておいた。
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