愛羅武勇
そうだ、朝の事聞いてみよ。

「ねぇ、嵐君。朝、椿と話してたでしょ?何かしたの?」

嵐君は「椿」ってあたしが言ったら、キラキラスマイルが引きつった。

写真を撮ろうとしてた子の視線がさっきより痛い!

まるで「嵐君に何言ったのよ!」みたいにね。

椿、大変だなぁ。

でも、椿は美人だから皆認めてるのか。

そうか、そうか。

「あれ、見られたたんだな。椿とは少し距離を置くことにした。

この頃上手く話が噛み合わなくてね…。」

嵐君がそう言うと、

女子も男子も「それを待ってました!」

と言わんばかりに大騒ぎしていた。

ああぁ、ここで聞いたあたしが悪かった…。

「ごめん!嵐君、こんな騒ぎになるって思わなくて…」

「いいって。俺たちもこうなることはちょっと、

予想してたしね。ははっ」

カッコいいなぁ、惚れないけど。(笑)

椿とライバルなっても負けるし。

椿は怖いもんナシ!って感じ。


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